救急科・救命救急センター

救急科・救命救急センターのご案内

特色・対象疾患・診療実績

当センターは、人口17万人を有する飯田下伊那二次医療圏(1市3町10村)における救急医療の全三次医療と二次輪番体制のおよそ半分を担っています。診療時間内はもちろん休日夜間の診療時間外も、救命救急センター医師の他4名以上の医師が対応し、必要に応じ専門医がバックアップする体制を敷いています。一次医療機関(休日夜間診療所、在宅当番診療所)および他の二次輪番病院からの紹介はもとより救急車による搬入も受け入れ、平成29年度の救急外来受診者は11,628人で、救急車による搬入は3,266人(医療圏全体の47%)にのぼっています。

面積では大阪府を上回る当医療圏の救急医療をカバーするため、敷地内にヘリポートを設置しドクターヘリなどによる救急ヘリ搬送も行っています。ヘリ搬送は、救急患者さんを圏内全域からほぼ10分以内で病院内に収容でき、平成29年度の搬送実績は36例で、現在では救急車同様通常の搬送手段となっています。また、心臓血管外科などの専門治療を要する患者さんは圏外からも搬入され、逆に市内医療機関の超重症な患者さんを信州大学病院や、県立こども病院など高度先進医療機関へ搬送する際も、当院のヘリポートを利用しています。
平成26年12月からドクターカー運用を始め、平成29年度は52件の出動をしました。

当院は災害拠点病院に指定され、当院DMAT(災害派遣医療チーム)が、平成23年3月の東日本大震災の際には石巻市へ、平成26年9月27日の御嶽山噴火災害の際は県立木曽病院へ、平成28年4月の熊本地震の際は熊本市へ出動し、医療支援を行ないました。
これらの経験をもとに、飯伊地域において、大地震、大事故など大勢の救急患者さんが発生した場合に備え、災害救急マニュアルなどを作成し訓練も行っています。さらに炭疽菌テロなどに対し、飯伊包括医療協議会や飯田広域消防本部などとも連携し、マニュアルの作成など体制作りも進めています。

ICLS(心肺蘇生研修)、JPTEC、ITLS(ともに病院前外傷初療研修)、JATEC(外傷診療研修)JNTEC(外傷初期看護セミナー)などの専門家が、県内はもちろん県外へも出かけ救急初療の教育研修を行うとともに、飯伊メディカルコントロール協議会における救急隊員の教育研修、医療系学生への救命処置の講習など、幅広く活動しています。また、院内各所にAED(自動体外式除細動器)を設置し、万が一の患者さんの急変に備えています。

担当医師のご紹介

  • 神頭 定彦 コウズ サダヒコ
    役職
    技監
    救命救急センター長
    卒業年
    昭和57年
    専門領域
    救急医療、災害医療、心臓血管外科、
    一般外科
    専門医等
    日本救急医学会専門医
    社会医学系指導医
    日本外科学会認定登録医
    日本胸部外科学会認定医
    所属学会
    日本救急医学会
    日本臨床救急医学会
    日本外傷学会
    日本集団災害医学会
    日本外科学会
    日本胸部外科学会
  • 小林 尊志 コバヤシ タカシ
    役職
    救急科部長
    救命救急副センター長
    卒業年
    平成10年
    専門領域
    救急医療
    専門医等
    日本救急医学会専門医
    統括DMAT
    所属学会
    日本救急医学会
    日本臨床救急医学会
    日本航空医療学会
  • 武井 隼人 タケイ ハヤト
    役職
    救急科医長
    卒業年
    平成21年
    専門領域
    救急医療
    専門医等
    日本救急医学会専門医
    日本DMAT
    所属学会
    日本集中治療医学会
    日本救急医学会
    日本航空医療学会