心臓血管外科

心臓血管外科のご案内

特色 ・ 対象疾患

 当科の担当は主に成人の心臓疾患と血管疾患の外科治療です。主に心臓弁膜症手術や冠動脈バイパス手術、大動脈瘤切除・人工血管置換術などを行っています。最近の傾向として、冠動脈バイパス術の減少と弁膜症手術、大動脈手術の増加が挙げられます。冠動脈バイパス術の減少は、冠動脈疾患に対する循環器科でのカテーテル治療の進歩が関係しており弁膜症、大動脈手術の増加は、患者さんの高齢化が進んできていることが原因です。
 心臓血管外科手術の領域では、手術の安全性の向上と低侵襲化が進んでいます。また、2018年より大動脈疾患への低侵襲治療であるステントグラフト治療を行える体制が整い、これまで遠方の施設まで行かなければ受けられなかった治療が当院でも行う事が可能となりました。
 心臓血管疾患はカテーテル治療の進歩も目覚ましく、今までは手術が必要であった心臓血管疾患もカテーテル治療で治すことが出来るようになってきています。当科の方針は循環器科とのチーム医療により患者さん一人一人に最もふさわしい治療法をカテーテル治療を含めた検討し提供させていただくこととしています。更に信州大学とも連携を取り、最先端医療を提供出来る体制としています。また、セカンドオピニオンも承っていますのでお気軽にご相談ください。

診療実績

手術数
心臓・胸部大動脈 腹部大動脈・他 合 計
2013年

76例

36例

112例
2014年 73例 27例 100例
2015年 82例 21例 103例
2016年 62例 17例 79例
2017年 55例 38例 93例
2018年 66例 50例 116例
2019年 56例 44例 100例
2020年 51例 57例 108例
2021年 48例 45例 93例
2022年 48例 46例 94例

担当医師のご紹介

  • 髙橋 耕平 タカハシ コウヘイ
    役職
    心臓血管外科部長
    卒業年
    平成11年
    専門領域
    心臓血管外科
    専門医等
    心臓血管外科専門医
    外科専門医
    脈管専門医
    腹部ステントグラフト指導医
    胸部ステントグラフト指導医
    所属学会
    日本外科学会
    日本胸部外科学会
    日本心臓血管外科学会
    日本脈管学会
    日本救急医学会
    日本循環器学会