整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科
整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科のご案内
特色
日本整形外科学会専門医3名を含む常勤5名と、信州大学などより定期応援医師7名で診療を行っています。整形外科の代表的な専門領域として脊椎脊髄、上肢、下肢、スポーツ、腫瘍が挙げられますが、すべての領域の専門医師による充実した診療体制をとっています。
対象疾患
脊椎脊髄
腰椎疾患が最も多く、腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、変性・分離すべり症などに対して、保存的治療(投薬、ブロックなど)から手術治療まで幅広い治療を行っています。椎間板ヘルニアなどに対しては内視鏡を用いて小切開で手術を行い侵襲の軽減をはかっています。また、頚椎症性脊髄症や頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎黄色靱帯骨化症など頚胸椎の圧迫性病変、さらに頭頚移行部の病変まで全脊柱にわたる手術を行っています。脊椎固定を必要とする疾患にはコンピューターナビゲーションシステムを用いて精度・安全性を向上させています。胸腰椎椎体骨折に対しては、小切開手術のバルーン椎体形成術を施行しています。
上肢
肩から手指を専門に扱う分野です。手根管症候群や肘部管症候群といった絞扼性神経障害、ばね指、腱断裂や靱帯損傷などに対して手術を含めた診療を行っています。
下肢
人工股関節置換術や人工膝関節置換術など股関節・膝関節の疾患を中心に診療を行っています。人工関節手術にはコンピューターナビゲーションシステムを導入しています。また膝関節の前十字靱帯損傷や半月板損傷に対する関節鏡を用いた再建手術や、足関節や外反母趾など足部の疾患に対しても手術を含めた診療を行っています。
スポーツ
スポーツに起因する障害に対して、小児から大人まで幅広い年齢を診療しています。リハビリテーションによる治療が中心ですが必要に応じて手術も行い、スポーツヘの復帰をバックアップします。
腫瘍
骨軟部の腫瘍に対して、信州大学整形外科の腫瘍専門医より応援を受け診療し、必要に応じて手術を行っています。
外傷
南信州における骨折や脱臼などの外傷の大多数を当科が診療しています。これらの症例に対して迅速に対応し、ほぼ翌日までに必要な手術を行っています。
小児の疾患
先天性股関節脱臼、先天性内反足、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、強直母指、脊柱側弯症などの治療を行っています。
診療実績
脊椎脊髄 |
133例(頚椎274例、胸椎18例、腰椎88例) |
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上肢 | 112例 |
下肢 | 50例 (人工股関節置換術12例、人工膝関節置換術16例など) |
腫瘍 | 10例 |
四肢外傷 |
559例(上肢150例、大腿骨頚部骨折125例、うち人工骨頭置換術90例+骨接合術35例、大腿骨転子部骨折133例、その他の下肢151例) |
その他 | 偽関節手術、感染手術、抜釘 など |
担当医師のご紹介
-
伊東 秀博 イトウ ヒデヒロ
- 役職
- 整形外科部長
- 卒業年
- 平成2年
- 専門領域
- 整形外科一般
脊椎脊髄外科 - 専門医等
- 日本整形外科学会専門医・脊椎脊髄病医・リウマチ医
日本脊椎脊髄病学会指導医
日本骨粗鬆症学会認定医 - 所属学会
- 日本整形外科学会
日本脊椎脊髄病学会
中部日本整形外科災害外科学会(評議員)
日本骨粗鬆症学会
日本救急医学会
-
伊坪 敏郎 イツボ トシロウ
- 役職
- リハビリテーション科部長
- 卒業年
- 平成13年
- 専門領域
- 整形外科一般
上肢外科
スポーツ整形 - 専門医等
- 日本整形外科学会専門医
日本手外科学会専門医
医学博士 - 所属学会
- 日本整形外科学会
日本整形外科学会スポーツ医学会
日本臨床スポーツ医学会
中部日本整形外科災害外科学会
日本手外科学会
日本肘関節学会
日本肩関節学会
日本リハビリテーション医学会
-
畑中 大介 ハタナカ ダイスケ
- 役職
- 整形外科副部長
- 卒業年
- 平成17年
- 専門領域
- 整形外科一般
下肢外科
人工関節 - 専門医等
- 日本整形外科学会専門医
認定運動器リハビリテーション医 - 所属学会
- 日本整形外科学会
日本骨折治療学会
日本人工関節学会
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会
日本リハビリテーション医学会
-
畑 宏樹 ハタ ヒロキ
- 役職
- 整形外科医師
- 卒業年
- 平成28年
- 専門領域
- 整形外科一般
外傷 - 専門医等
- 日本整形外科学会専門医
- 所属学会
- 日本整形外科学会
中部日本整形外科災害外科学会
-
内田 美緒 ウチダ ミオ
- 役職
- 整形外科医師
- 卒業年
- 平成31年
- 専門領域
- 整形外科一般
- 所属学会
- 日本整形外科学会