院長挨拶

「誠意、熱意、創意」の心で地域の皆様に質の高い医療を提供します

新型コロナウイルス感染がなかなか収まりません。病院では、入館時の検温、手指消毒やマスク着用、面会制限など、院内感染を防ぎ患者さんの安全を守るための様々なお願いを継続しておりますので、引き続きご理解ご協力をお願いいたします。 

 

飯田市立病院は平成4年に現在の地に新築移転し今年30年の節目を迎えます。この間施設の拡充や様々な医療機器の導入と職員体制の充実を図り、最近は病院リフレッシュ工事も実施して病棟、外来受付や患者サポートセンターも明るく広くなり治療環境が向上しました。現在は一般病床407床(内感染症病床4床)で、地域医療支援病院、救命救急センター、地域災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母児医療センター、第二種感染症指定医療機関など様々な指定を受け、地域内の医療機関や介護・福祉事業者と連携して皆さんの健康を支え信頼される医療の実践に取り組んでいます。 


飯田市立病院長 堀米 直人

今回の診療報酬改定の重点課題は、新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築と、安心安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等の推進でありますが、これは継続的な新型コロナウイルス感染症への対応、地域包括ケアシステムの実現と地域医療構想や働き方改革、医師の偏在対策などの三位一体の改革の推進ととらえることもできます。少子高齢化と人口減少が進み医療資源が決して多いとは言えない当地域でこれらの課題に対応するために、当院では新たな目標となる中期計画を策定して令和4年度からスタートします。またDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を使った業務改革)など新たな課題にも対応していきます。

当院は地域内で新型コロナウイルス感染症の治療や救急・急性期医療を担っていますが、地域内の発生状況に応じた感染症対応を継続し、地域のかかりつけ医と連携して紹介・逆紹介の推進や救急・急性期医療への対応強化を図ります。また医師の時間外労働の短縮や働く職員の健康を守る仕組み作り、初期研修医の教育、医学生や看護学生・薬剤師や技術職の学生実習などの受け入れや、職員自身の研鑽や新たな資格の取得などのスキルアップ/キャリアアップを支援して、病院全体の医療の質向上にも取り組んでいきます。

飯田下伊那はリニア中央新幹線をはじめとする高速交通網の整備によりこれから大きく変貌して行きます。飯田市立病院は設備の充実ときめ細かな看護やサービスの向上を心がけて、かかってよかった病院、働いてよかった病院、地域にあってよかった病院であり続けたいと思います。

令和4年4月
飯田市立病院 院長 堀米直人