認定看護師

認定看護師(Certified Nurse)

認定看護師とは、日本看護協会認定看護師審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる看護師とされている。

 当院では平成17年に認定看護師が誕生して以来、現在10領域13名の認定看護師が活躍しています。
 活動は院内に留まらず地域においても中心的役割を担い、地域医療の向上に向け日々取り組んでいます。

看護部の方針などについて看護部長とカンファレンス

 

認定看護師会の風景ランチミーティングで会を運営

認定看護師インタビュー

救急看護認定看護師  常盤 忠

 新たに南棟に移設した救命救急センターで、ヘリコプター・救急車・歩いてくる患者様の救急対応を行っています。救命救急センター内は、救急外来・救急ICU・救急病棟・内視鏡室で構成されています。現在は、救急ICUで重症な患者様の治療補助、合併症予防、早期離床援助などの看護を行っています。また、呼吸ケアチームの一員として人工呼吸器装着患者の院内ラウンドを行い、人工呼吸器早期離脱に向けた援助や教育を行っています。
地域においては、心肺蘇生法の普及活動や熱中症・施設内での急変対応・フィジカルアセスメントの講演会などを行い救急看護技術の指導を行っています。大規模災害時にはDMAT(災害派遣医療チーム)の一員として活動しています。

 

皮膚・排泄ケア認定看護師  澤柳 賢

 褥瘡などの慢性創傷や人工肛門を保有する方のケアなど、皮膚障害を生じやすいまたは生じた方の予防と早期治癒に取り組んでいます。最近では、院内での活動に留まらず、かかりつけ医や訪問看護師、ケアマネージャーからの相談を受け、患者さんのお宅に伺ったり、ID-link(地域医療連携ネットワークサービス)を活用することで、褥瘡ケアの充実にも努めています。
 患者さんのより良い療養生活のため、患者さんに関わる関係者と共にお手伝いをさせて頂きたいと思います。褥瘡、ストーマ、排泄ケアでお困りの際は、ご相談下さい。

 

皮膚・排泄ケア認定看護師  森 苗子

 私の認定分野は、手術創や褥瘡などの創傷ケア、人工肛門・人工膀胱のケア、失禁のケアが中心となります。皮膚や排泄に関わるケアなので、患者さまに直接触れるケアとなります。そのため、私の分野は男性と女性といますので、それぞれの性別を生かして相談に応じることもあります。
また栄養管理のチーム(NST)に所属し、管理栄養士や医師、リハビリ、検査技師、薬剤師などの他職種と共に、病棟回診を行いながら、患者さまの低栄養の改善にも取り組んでいます。
私は病棟に所属しながら、週1回は外来でストーマ外来を担当しています。外来16番のお部屋は、皮膚排泄ケア認定看護師(澤柳さん、たまに森)がいつもいますので、気軽に相談しに来ていただけたらと思っています。

 

緩和ケア認定看護師  清水 美穂子

 緩和ケアとは、重い病を抱える患者やその家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアです。
 がんと診断された時から緩和ケアが受けられるよう、がん相談・外来看護・緩和ケアチーム・地域連携などの活動を通して緩和ケアを提供しています。
 また、地域がん診療連携拠点病院の看護師として院内だけでなく、地域の緩和ケアの質の向上を目指し、看護実践だけでなく教育活動もしています。
 当院の患者・家族だけでなく、他の病院・自宅・施設などで過ごしている方々が、どこにいても緩和ケアを受けられるようサポートさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

 

がん化学療法認定看護師  矢田 賢一

 がん医療の進歩とともに日々新しい抗がん剤が開発されています。
 抗がん剤は薬によって副作用は様々です。治療を続けていくためには、副作用をコントロールしていくことが大切です。最近では、治療を外来で行うことが増えているため、ご自宅で副作用の予防やケアをして頂く場合があります。
 私達は、症状を和らげる薬やケアの方法を一緒に考えて副作用を少しでも軽減できるようなお手伝いをしたいと思います。いつでもお気軽にご相談ください。

 

がん性疼痛看護認定看護師  杉本 啓子

 私の役割は、がんの痛みを抱える方の苦痛の緩和をするために治療やそれに伴う不安などの相談・アドバイスを行っています。また、外来や入院中の方の面談に同席し不安の軽減のサポートにあっています。
 3人に1人の割合でがんに罹る時代。がんに関わる痛みは身体だけではなく、心の痛みや普段の生活に影響をします。がんにより体や心の痛みで苦しむ方が一人でも少なくなることを願い、皆様のお手伝いをさせていただきます。

 

感染管理認定看護師  桜井 一彰

 感染管理認定看護師とは、専門的な知識と技術を用いて、適格かつ効率的な感染管理を計画し、全ての医療従事者が実践できるよう導き、感染に対するリスクを最小限に抑えることを責務として日々働いています。
 活動は院内に留まらず、地域の病院や福祉施設等での感染対策に関する講習会も行っています。
 地域への貢献と地域医療の向上に講習会の依頼があればいつでもどこへでも足を運びます。
 気軽にお電話(℡:0265-21-1255 内線5882)ください。お待ちしております。

 

感染管理認定看護師  鎌倉 寿美子

 現在、手術室に勤務しながら兼任業務として感染管理に携わっています。
 特に看護部が中心となった院内感染防止対策委員会/リンクナース会では、現場での疑問点や感染拡大に関する相談を受け、改善に取り組んでいます。平成26年度は手指消毒薬の消費量から現場の手洗い状況を評価する手指消毒薬使用量チェック、院内発生した感染症の拡大に対する対応策を現場スタッフと検討しました。平成27年度は床上安静中の患者さまに使用する陰部洗浄用ボトルの管理方法を見直し、更に清潔な物品で看護できるよう現場改善を行っています。
 院内の様々な職種の方の知恵と技術を結集しながら活動しています。

 

糖尿病看護認定看護師  竹村 春美

 内科外来に通院される糖尿病患者さんを中心に、糖尿病とうまく折り合いをつけて頂き、その人らしい生活できるように生活の様子などを聞きながら療養支援を行っています。
 その他に、糖尿病神経障害から足を切断してしまう方もいるので、爪切りや胼胝の処置といったフットケアを他部署と連携しながら行っています。また、入院中の糖尿病患者さんに対する支援も病棟看護師と共に看護支援を行っています。
 行院外活動は、飯田下伊那地域の糖尿病医療の充実を図ることを目的に、医療者向け学習会の講師や公民館などで市民向けの糖尿病啓蒙活動を行っています。今後は、地域糖尿病療養指導士の資格を持っている他病院のスタッフや地域の保健師さん、保険薬局さんと連携しながら糖尿病患者さんへの支援をしていきたい思います。

 

手術看護認定看護師  近藤 美穂

 手術治療を中心とした一連の期間を「周術期」と言います。手術看護認定看護師は、この周術期にある患者さんの支援を主な役割として担っています。麻酔科医師や外科医師とは違う立場で、術前からの患者様の準備状況や、麻酔・手術を行う上で問題となることがないかなど確認を行い、必要があれば医師や他職種と情報共有し問題解決を図るなど、調整役としても活動します。手術室勤務の為、直接患者様と関わる時間は少ないですが、患者様が安心して周術期を送ることができるよう、医療チームと連携してサポートさせて頂きます。

 

乳がん看護認定看護師  小池 香代

乳がんに罹患する女性は、12人に1人といわれています。乳がんに罹患した場合、手術、薬物療法(抗がん剤、ホルモン剤、分子標的薬)、放射線治療などを組み合わせて治療を行います。治療を継続するために、様々な症状や不安、心配を抱えて生活することもあるかと思います。
乳がん看護認定看護師は、患者さんが『その人らしく』生活するための意思決定や治療選択ができるよう、相談支援を行っております。また外来と病棟、リハビリなどの多職種で情報を共有し連携しながら『その人らしい』生活を支えていきたいと考えています。

 

認知症看護認定看護師  黒河内 浩江

 超高齢社会である現在、飯田市の認知症の方の人数は3300人以上と言われ、年々増加傾向にあります。
 認知症に限らず高齢者の方でも治療のため入院されることになった患者さんは、急激な環境変化や治療展開に戸惑いを感じ、時として混乱してしまいます。入院生活という非日常の体験は特に認知症の方や高齢者にとって多くのストレスを伴うことも原因の1つです。認知症看護認定看護師はそれらのストレスを軽減することや、認知機能・日常生活レベルの低下を最低限にとどめ、元の生活にできるだけ早く戻ることができるよう支援することを専門とします。 患者さんとご家族の思いに寄り添い『安心してもらうこと』『笑顔でいられること』を大切に、看護していきたいと考えています。