歯科・歯科口腔外科

歯科・歯科口腔外科のご案内

特  色

 飯田下伊那地域唯一の口腔外科専門施設として、平成7年7月に開設されて以来口腔外科疾患全般を対象 に診療を行っています。外来診療は埋状智歯の抜歯、歯根嚢胞、粘液嚢胞の摘出、有病者の歯科治療(主として抜歯)など、局所麻酔下の手術がほとんどですが、その他に顎関節症、三叉神経痛、顔面神経麻痺、口内炎などの疾患の治療も担当しています。 入院症例の多くは口腔癌、顎骨々折、顎嚢胞、良性腫瘍など、全身麻酔下の手術を必要とする方ですが、顎炎、口腔や頚部の蜂窩織炎などの重症感染症、口腔癌の化学療法なども入院の対象となっています。1年間の外来初診患者数は約1,800人(そのうち他の医療機関からの紹介は約73%)、延べ受診患者数は5,000から6,000人、外来手術件数は約850件(試験切除、普通抜歯は除く)、入院は約120名、全身麻酔下手術は100から120件です。現在は常勤医3名、非常勤医2名、研修医2名の体制で診療を行っています。平成13年から日本口腔外科学会専門医制度研修施設、平成18年より歯科医師臨床研修施設に指定され、若手歯科医師の教育も積極的に行っています。

対 象 疾 患

 口腔癌(舌癌、歯肉癌、頬粘膜癌、口底癌、唾液腺癌など)、口腔・顎骨・唾液腺などの良性腫瘍や嚢胞、顔面外傷(上下顎骨骨折、歯槽骨骨折、歯牙脱臼、軟組織の裂傷など)、顎変形症(上・下顎前突症、小下顎症など)、口腔・顎・顔面の感染症(顎骨骨膜炎、骨髄 炎、蜂窩織炎、上顎洞炎など)、唾液腺疾患(唾石症、唾液腺炎など)、顎関節疾患(顎関節症、顎関節脱臼など)、神経疾患(三叉神経痛、顔面神経麻痺など)、抜歯処置(埋伏歯:顎骨内に埋まっている親知らずなどの歯、心臓疾患や糖尿病を持つ患者さんの抜歯など)、人工歯根埋入(インプラント)などの治療を担当します。口腔癌の治療には放射線科、形成外科、リハビリテーション科などとチーム医療体制を整えており、手術後の顎骨欠損に対する修正手術や特殊な義歯の製作も行います。

診 療 実 績

 平成27年1月から平成27年12月の手術件数は入院全身麻酔下手術が口腔癌14件、顎骨骨折3件、腫瘍切除または骨折後の固定したビス、プレート除去7件、嚢胞36件、良性腫瘍5件、埋伏智歯の一括抜歯33件、その他27件、合計91件、入院局所麻酔手術5件です。外来手術はいずれも局所麻酔下の手術で埋伏歯の抜歯540件、歯根嚢胞摘出60件、粘液嚢胞・ガマ腫など唾液腺の貯留嚢胞27件、良性腫瘍33件、インプラント埋入4件、唾石摘出1件、通常の抜歯(主として有病者)365件などが主なところです。その他に頻度の高い疾患は顎関節症22例、顎骨やその周囲の化膿性炎症(顎骨骨膜炎、骨髄炎、上顎洞炎、蜂窩織炎など)65例、口内炎53例などでした。

担当医師のご紹介