消化器内科

消化器内科のご案内

特 色 ・ 対 象 疾 患 ・ 診 療 実 績

 消化器内科は食道、胃、十二指腸、小腸、大腸などの消化管および肝臓、胆嚢・胆管、膵臓といった実質臓器の疾患の診断と治療を行う科です。当院は日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本胆道学会、日本超音波医学界などの認定指導施設に指定されており、国内外の学会・論文発表に加え他施設の対する内視鏡検査の技術指導も行っており、甲信越地区の消化器の中核指導施設としての役割も担っております。

 2015年は年間6,256件(上部内視鏡3,612件、下部内視鏡1,426件、逆行性膵胆管造影315件、超音波内視鏡222件など)の内視鏡検査を行い、消化管出血の止血術、胆管結石などによる胆肝炎の緊急ドレナージ術、異物除去といった緊急内視鏡検査・治療にも対応しております。

 消化管領域では、内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)といったおなかを切らずに腫瘍を取り除く治療(339件)や小腸内視鏡検査(3件)、小腸カプセル内視鏡(9件)、消化管狭窄の拡張術などの積極的に施行しております。

 膵胆道領域では、超音波内視鏡(EUS)を用いた詳細な画像診断に加え、閉塞性黄疸に対する胆道ドレナージ術(192件)、胆管結石の載石治療(109件)、膵仮性嚢胞に対する嚢胞ドレナージ術なども行っております。最近では、胆管/膵管の細胞診・生検に加え、膵腫瘍やリンパ節などに経消化管的に細い針を刺入し腫瘍細胞を採取する超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)による病理組織学的診断(7件)も積極的に行っています。さらに、超音波による早期がんの拾い上げを目的として、年2回の超音波講習会(超音波に親しむ会)を開催しております。

 肝臓疾患については週に3回肝臓を専門とする非常勤医師による外来診療(完全予約制)があり、急性肝炎および非代償性肝硬変患者の治療および、ウイルス性慢性肝炎患者に対するインターフェロン治療などを行っています。さらに放射線科と協力して肝細胞癌に対する診断・治療(肝動脈化学塞栓療法など)も行っています。

対応可能な検査・治療

上部消化管

  検査:通常内視鏡、拡大内視鏡、NBIなどの特殊光観察、消化管造影、
  治療:内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)、
     ポリペクトミー、食道静脈瘤治療、消化管止血術、消化管狭窄や
     アカラジアの拡張術、ステント留置術など

下部消化管

  検査:通常内視鏡、拡大内視鏡、NBIなどの特殊光観察、小腸内視鏡、
     カプセル内視鏡、消化管造影
  治療:内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)、
     ポリペクトミー、消化管止血術など

膵胆道

  検査:逆行性膵胆管造影(ERCP)、超音波内視鏡(EUS)、管腔内超音波
     検査(IDUS)、胆管/膵管の細胞診・生検、
     膵腫瘍の超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)
  治療:胆管結石治療、胆道ドレナージチューブ留置術、胆道拡張術、
     膵管ステント留置術、超音波内視鏡下膵嚢胞ドレナージ、
     超音波下胆嚢・胆管ドレナージ(PTBT)など

肝臓

  検査:超音波下腫瘍生検

その他

  検査:縦隔の腫瘍やリンパ節などの超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)

担当医師のご紹介