東日本大震災医療救護班第2班の報告

医療救護班第2班の報告をします。

【体制】
・石巻赤十字病院下でブロックライン体制で医療救護班としての活動しました。
長野県は第5ブロック(大街道地区)を担当しました。3チーム体制です。
・移動は長野県の用意した公用車を利用しました。
・避難所は8ヶ所です。

【状況】
・断水・停電→復旧・ガスなし
・食事は炊き出し・支援物資は自衛隊による搬送
・NTTの仮設電話の設置・保健師の常駐・自治体支援職員の常駐
・担当した避難所では集団感染などの兆候は認められませんでした。
・トイレは避難所に常駐する保健師により管理されており、小便は水で流す・大便は新聞上に排泄し捨てることが徹底されております。
・ヘドロ臭とカビ臭が強い状況です。
・すなぼこりがひどく、また多少の降雨で避難所内に泥汚れの進入があります。
・避難所は日中自宅の片付け、日没後帰宅を繰り返しており、日中は避難所内に残るのは高齢者と子供です。

【診療】
・気管支症状を訴える患者さんが主でした。
・インフルエンザは全て(?)でした。
・片付け時に受傷された軽い外傷がありました。

【余震】
派遣中に強い余震があり(4月7日深夜)石巻赤十字病院に緊急参集しました。
状況:停電・断水・断ガス
携帯電話は×で衛生携帯電話での連絡が1時間程度続きました。
派遣中は常時、絶対に身を守れる状況で活動することを、強くおすすめします。
医療救護班の中にはDMAT隊員が不在の班もあり、石巻日赤参集時に情報収集せずに出動した隊がありました。
震度6強下での情報収集なしの移動は非常にリスクがあります。

救護班としてのニーズは、軽症患者の治療・重症化の防止、拠点病院への患者集中を防ぐ意味で重要と思われます。また、環境のスクリーニング・報告も重要な任務です。
開業医の再開が始まっていますので、ブロック内の病院の診療状況を把握しておくことも重要です。
救護班では継続的に診療を行うことが困難ですから、症状に応じて開業医へのコンサルトを支援することが重要と思われます。